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自動車お役立ちコラム一時停止とは?正しい知識と違反したときの罰則について解説!

2019年9月2日

一時停止とは?正しい知識と違反したときの罰則について解説!

運転しているとよく見かける「止まれ」と書かれた一時停止の道路標識や路面標示。ドライバーなら自然に停止して左右確認してから通行しているはずですが、慣れにより一時停止や安全確認を怠ったり、走り慣れない道路で停止位置が分からなくなってしまうこともあるでしょう。しかし一時停止無視は交通違反であり、重大な交通事故につながる可能性もあります。そこで今回は、一時停止の正しい知識や違反したときの罰則などを解説します。

最高速度違反に次いで違反数が多い「一時不停止」

最高速度違反に次いで違反数が多い「一時不停止」

一時停止の道路標識や路面標示は、事故が発生しやすい信号機のない交差点や見通しの悪い路地や合流に設置されています。運転していると見逃してしまうこともありますが、一時不停止は大きな事故につながる可能性があります。上のグラフは、平成30年警察白書の「違反種別ごとの交通違反取締り状況(平成28年及び29年)」を元にしたもので、一時不停止の取締件数は平成28年が1,330,089件、平成29年が1,327,461件と、最高速度違反に次いで2番目に多いことがわります。

さらに警察庁交通局が発表している「平成30年中の交通事故の発生状況」の「法令違反別の状況 原付以上運転者(第1当事者)の法令違反別交通事故件数の推移」の統計データによれば、平成29年に一時不停止が原因で起きた事故は17,990件にのぼります。ちなみに平成30年は16,400件です。この数値は、信号無視(平成29年13,590件/平成30年12,495件)や通行区分(平成29年3,509件/平成30年3,163)、最高速度(平成29年547年/平成30年400件)など、ほかの交通違反と比べても非常に多くなっています。このように一時不停止は、重大事故につながる可能性が高く、摘発件数も多くなっています。

一時停止とは?正しいルールについて

一時停止とは?正しいルールについて

通常は、信号のない交差点や路地の手前など、事故が発生しやすいところが一時停止指定場所になっています。そこで、一時停止の正しいルールについて説明します。

一時停止の定義

一時停止は、道路交通法(以下「道交法」という。)で以下のように定められています。

道路交通法 第四十三条

(指定場所における一時停止)

車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前)で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、第三十六条第二項の規定に該当する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。

「車両等」とは、自動車・原動機付自転車・軽車両・トロリーバスを指し、「交通整理の行われていない交差点」は、3灯式の信号が設置されていない交差点と、警察官が手信号などで交通整理を行っていない交差点を意味します。信号機が設置されていても点滅信号と、交差する片側の道路だけ信号機がある道路は、交通整理が行われていない道路となります。

ここでポイントになるのは、交通整理が行われていない道路では、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは一時停止しなければいけないということです。また、停止線がある場合はその直前、停止線がない場合は交差点の直前で一時停止することが義務付けられています。

「止まれ」の路面ペイントには規制効力がない!?

「止まれ」の路面標示のみの場合は、法律上の一時停止の規制効力がありません。路面のペイントは、法律で定められた路面標示に該当しないので、一時停止の義務がないということです。したがって、道路標識がなく、路面標示のみで一時停止が指示されている場合は、停止しなくても道交法上の違反対象にはなりません。

ただし、「止まれ」の路面ペイントは、左右の見通しが悪い場所に多く、危険なことに変わりはないです。法律上の一時停止義務はありませんが、安全運転のために一時停止するようにしましょう。

一時停止の停止位置と停止時間について

一時停止の停止位置と停止時間について

一時停止と聞くと、漠然と「少し止まって安全確認をする」というイメージがありますが、具体的にどこで、どれくらい停止すればよいのか説明するのは難しいものです。一時停止の位置と停止時間について解説します。

一時停止する位置

一時停止の位置は、「道路標識等による停止線がある場合はその直前、道路標識等による停止線が設けられていない場合にあっては、交差点の直前」になります。停止線を超えてしまったり、タイヤで踏んでしまったりした場合は、一時停止と認められません。また、ゆっくり進み、完全に停止していない場合も一時停止にならないので注意してください。このような場合は、取締りの対象になります。

停止時間

停止時間については厳密な決まりはありませんが、安全確認のために一時停止するので1秒未満では短すぎます。完全に停止して、左右と前方の安全確認をしてから発進するには、数秒間は必要だと思われます。

一時停止義務違反の反則金と点数について

一時停止義務違反の反則金と点数について

一時停止義務違反には、これまで説明してきた「指定場所一時不停止等違反」と、踏切直前での一時停止を怠った場合の「踏切不停止等違反」の2種類があります。違反点数は、どちらも「2点」となりますが、反則金の金額が異なります。反則金の支払いは、コンビニエンスストア等では対応していません。銀行や郵便局などの金融機関で、指定された期日までに収めましょう。

一時停止違反時の点数と反則金一覧
平成31年4月1日施行 道交法施行令を基に作成

歩行者や自転車の一時停止について

歩行者や自転車の一時停止について

まず自転車は、道交法で「軽車両」に該当するので、一時停止の義務が発生します。ただし、自動車と異なり、交通反則通告制度が適用されません。一時停止違反には「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」が課せられます。

自転車も一時停止せずに交差点に侵入すれば危険ですし、一時不停止で事故を起こせば自転車でも責任が問われます。

一方で歩行者は、車両に含まれないので一時停止義務がありません。しかし、急に道路を横断したり、左右の確認をせずに横断歩道を渡ったりすれば危険です。自分の身を守るため、しっかりと安全確認してから横断等をしましょう。

まとめ 〜一時停止のルールを守って、安全確認を徹底しましょう〜

一時停止のルールを守って、安全確認を徹底しましょう

ドライバーにとって一時停止のルールを守ることは義務です。一時停止の指定場所は、必ず危険が潜んでいるので、止まって安全確認しましょう。「かもしれない運転」を実践し、安全にドライブを楽しみましょう。

監修:三木宏章

■監修:三木宏章

月刊自動車雑誌の編集者としてキャリアをスタート。編集プロダクションにて約7年間、チューニングカー雑誌を担当するなどをしたのちに、現在はコンテンツディレクター兼ライターとして活動中。自動車業界はもちろん、日本のものづくりを支える製造業のコンテンツ企画・ライティング実績も豊富。

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