忙しい毎日を送っているみなさんのなかには、休日は屋外でゆっくり遊ぶことを生きがいにしている人もいらっしゃることでしょう。子連れで「キャンプ」、最近話題の「グランピング」、独身の方は「ソロキャンプ」など、巷ではキャンプが一大トレンドとして注目されています。
そこで今回は、キャンプの基本的なことから、車選びのポイントやキャンピングカーについて、さらにキャンプを楽しむためのアイテム特集など、「車」×「キャンプ」をテーマにしてみました。ぜひ車でキャンプに出かけるおもしろさを感じてください。
事故受付センター
事故のご連絡
ロードサービス
故障などのご連絡
2019年3月18日
忙しい毎日を送っているみなさんのなかには、休日は屋外でゆっくり遊ぶことを生きがいにしている人もいらっしゃることでしょう。子連れで「キャンプ」、最近話題の「グランピング」、独身の方は「ソロキャンプ」など、巷ではキャンプが一大トレンドとして注目されています。
そこで今回は、キャンプの基本的なことから、車選びのポイントやキャンピングカーについて、さらにキャンプを楽しむためのアイテム特集など、「車」×「キャンプ」をテーマにしてみました。ぜひ車でキャンプに出かけるおもしろさを感じてください。
冒頭にも書きましたが、「グランピング」や「ソロキャンプ」が流行しているのをご存知の方も多いかと思います。「グランピング」とは一言でいうと「ホテル並みのサービスを伴ったアウトドア体験」です。ホテルや宿泊施設が提供している、アウトドアを満喫できる食材/道具/宿泊場所などがあらかじめ用意されているサービスの総称とされています。手ぶらで行けて豪華なアウトドアが楽しめる点で人気を博しています。
一方、ご家族やご友人とワイワイするのがキャンプの醍醐味のひとつではありますが、他人を気にせずに一人で気楽に楽しみたいという方が増え「ソロキャンプ」という言葉も聞かれるようになりました。お笑い芸人の方が動画を配信したことや、キャンプを題材にしたマンガ、アニメがブームの火付け役になったともいわれています。
そんな時代にあった変化で愛される「キャンプ」の魅力とは、いったいどういった点にあるのでしょうか。たとえば、下の3つのようなことが考えられます。
川や野山で童心にかえって遊ぶのは楽しいでしょう。虫や野鳥の観察や秋に色づく紅葉を愛でるのも一興です。また、青空や星空をゆっくり見上げたり、木立を揺らす風の音を聞いたりすることも都市部から訪れる人にとっての贅沢といえます。
キャンプは、トレッキングやマウンテンバイクなど、屋外ならではのアクティビティのベース(基地)にもなります。加えて、普段屋内でするヨガや読書を、自然の澄んだ空気を吸いながら行ってみると違った魅力が見えてくるかもしれません。
ご家族やご友人と行けばより親睦を深められることでしょう。さらに、隣のキャンパーとのふれ合い、施設が主催しているイベントに参加してみたりするとキャンプを通して新しいコミュニケーションが生まれます。そして、ソロキャンプであったとしても、施設のスタッフと積極的にコミュニケーションしてみてください。新しい発見がそこにあるかもしれません。
では、実際にキャンプにはどのような車が適しているのでしょう。大きく分けて4点をご紹介したいと思います。
グランピングの場合は軽装でもかまいませんが、キャンプの場合はテントや服など荷物も増えてしまいます。安全運転の妨げにならないことが最優先です。余裕をもって荷物を積めるタイプが向いているといえるでしょう。
さらに、荷物の積み下ろしのしやすさもチェックしたいポイントです。縦方向に加えて、バックドアが横方向に開くタイプなどもあるので使いやすいものをチョイスしましょう。さらに、悪天候などで汚れてしまったものを積むことも想定してください。アウトドア仕様の車種の中には、汚れ防止のシートがオプションで選べるものもあるので購入の際に確認・検討しましょう。
最低地上高(地面から車体の最も低い所までの垂直距離)が高ければ、車体の底やフロントを傷つける心配もありません。また、舗装されていない悪路の走行をこなせます。さらに4WDのタイプを選べば、雪や坂道でもパワフルに走ることが期待できます。
そして、機能性はもちろんですが、自分のライフスタイルやアイデンティティが映し出されるような車を選ぶのもよいでしょう。車を見ているだけで素直にワクワクしてキャンプに行きたくなるような車。レンタカーだと難しいですが、キャンプで使うことを前提に購入をされる方はキャンプへ駆り立ててくれるようなデザインにもこだわってみるのはいかがでしょうか。
クルマ選びのポイントといえば先述のような機能性はもちろんですが、人数やシチュエーションによって車を選びたいということもあるのではないでしょうか。ご家族で行くキャンプ、ソロキャンプなど、シーンに応じた車の選び方についても考えてみましょう。
ご家族で行く場合は荷物がその分増えます。お子さんが使う遊び道具やチャイルドシートなどがあったとしても、車体が大きな車種なら安心して使えます。さらに、移動の際や車中泊のときにもゆったりと使える点はご家族連れにはよいでしょう。
アウトドアの定番タイプといってもいいかもしれません。走行性能が高く、ワイルドな道での力強い走りはもちろん、高速道路を使った遠出・長時間の移動にも使いやすいといえるでしょう。
1〜2人でのキャンプであれば小型のタイプでも十分です。さらに軽自動車人気の影響もあって、荷物がたくさん積める車種やオシャレなデザインの車種も増えてきました。
すでにキャンプを楽しまれているという方の中には、「キャンピングカー」の購入を検討されている人もいるかもしれません。キャンピングカーがあれば移動も宿泊も自由自在で、キャンプや旅行の計画がより柔軟になります。ペットを飼われている方は、気軽に同乗させられる点を好まれる場合もあるでしょう。キャンプブームの恩恵で車種も豊富になったという声もあります。そんなメリットのあるキャンピングカー、種類を簡単にまとめてみましょう。
「車」についてはたくさん情報をまとめましたので、ここからは「キャンプ」の楽しさをさらに紹介していきましょう。
まずは、キャンプを楽しむためのアイテムについて。キャンプ道具を最初に何を買うべきか迷われる方も多いようです。また、購入してから「これは必要なかったかな」と思われる方もよくいらっしゃいます。
そんなみなさんのために、今回は本記事の監修者でもあるアウトドア雑誌などでご活躍中のキャンプブロガー「SAM(サム)」さんに「買ってよかったおすすめのアイテム4選」と「買ったけど、結局使わなくなってしまったアイテム3選」を伺ってみました。これからキャンプ道具を買おうと思われている人はぜひ参考にされてください。
まずは、買ってよかったアイテムから見ていきましょう。
まず1つ目は「ダッチオーブン」。煮る・焼く・蒸すなど、あらゆる調理法に対応した万能調理器具です。厚手の金属で丈夫な作りになっています。やや難易度の高いアイテムとされている反面、その分だけ面白さが増すアイテムといえるでしょう。
普段はできないようなワイルドな調理法で、ちょっと失敗をしたとしてもワイワイ楽しめるのはダッチオーブンをおいて他にはないでしょう。たまたまあったものを放り込んだら、それが意外に美味しくて驚くなんて体験ができるかもしれません。写真左の大きいサイズが、10inchサイズで価格も1万3〜4000円で買えるものでポピュラーなものです。落としても割れない黒皮鉄板の製品は一番のオススメです。
次はコーヒーを淹れる器具です。おもしろいのはここにある豆を細かく粉砕する「コーヒーミル」。一般的なコーヒーミルとの決定的な違いは、フタがないことです。キャンプをする屋外であれば多少周りにこぼれたとしても気になりません。さらに、これなら挽きたての豆の薫りがダイレクトに感じられます。
3つ目は「焚き火テーブル」と呼ばれるキャンプ用のテーブルで、多くのキャンパーの間でも人気が高いそうです。金属の天板の部分は、傷・汚れなどに強いのはもちろん、ダッチオーブンなどが熱いままでも置けるのは大変便利。同じものを仲間と持ち寄って連結ができるなど拡張性の高いキャンプアイテムです。
最後は「シングルバーナー」。ソロキャンプなら燃焼器具はこれ一つでも十分といえるぐらいです。コンパクトにたためて手軽に使え、五徳がしっかりし重心が低く安定性が高いものが使いやすいです。風が吹いても火力が弱まりにくい構造のタイプを探してみてください。
では、逆に今まで買ってはみたものの、使わなくなってしまったというアイテムをご紹介します。
面倒なことや無理なことを極力避けるのはキャンプを気軽に長く楽しむポイントといってもいいでしょう。『キャンプ』を始めようと考えたとき、まずBBQグリルを買おうとされる方は多いでしょう。最初のころはまだいいのですが、準備や片付けも大変であり、だんだん慣れてくると料理の幅も広がり大きいグリルは使わなくなっていく傾向があります。もちろん本格的なBBQ料理に進んでいったら話は別です。
雰囲気は格好いいので、男らしい持ち物として所持するのはアリかもしれません。しかし、客観的にはオートキャンプで実際にはそう使う機会はないという意見も。アウトドアエキスパートが使うようなアイテムに優先順位を高めず、まずは標準装備のアイテムに投資をした方がベターです。キャンプになれてから上級アイテムの購入を考えても遅くはありません。
現地で空気を入れるのはなかなか大変ですし、ポンプなどを持ち込むのも荷物が増えてしまいます。今はエアマットに代わって、『コット』(折りたたみ式の長椅子)を選択してもいいでしょう。コットの上に『シュラフ』(寝袋)を置くことで寝心地がとてもよくなります。
ハンマー選びにはこだわろう!!
アイテムについての注意点として、ハンマー選びにはこだわりましょう。万が一粗悪なハンマーを手にしてしまうと、ペグを打ち込む際の衝撃で手を痛めてしまったり、ハンマー自体が割れてケガをしてしまう恐れがあります。素材や値段など多種販売されているので、専門の販売店の方に相談しながら良いハンマー選びを行ってください。
車こそ最大のキャンプ道具といっても過言ではありません。キャンプの行程において、多くの時間を車と共に費やします。だからこそ、車での移動時間もキャンプの一部分として大事にしてください。最後に、キャンプに実際にでかける際に気をつけたい車の使い方をまとめてみたいと思います。
荷物の積載が安全なドライビングを妨げてはいけません。まずは多くなりがちな荷物をしっかり固定して積むことから心がけましょう。基本的な車載のノウハウをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
キャンプなどを楽しむために大事なことは、安心安全であることです。心も身体も余裕を持たせるためには、高速道路で急いで行き帰りせず、現地の周辺、サービスエリア等々の通過地点も旅の一つとしてさらに楽しんでみてください。
車で行くオートキャンプは「旅」であり、「週末の引っ越し」ともいえます。「旅」だからこそ、目的地までの道中も楽しみ、「引っ越し」だからこそ自由に、さまざまな"自分だけの家"を構える楽しさを味わってみてください。
特にオートキャンプとなると、ご家族やお子さん連れでキャンプを楽しもうと思われている方も多いことでしょう。ですが、『行きすぎない』というのもご家族とキャンプを楽しむコツだったりします。逆説的ですが、たくさん行きすぎることでいつのまにかご家族が置いてけぼりになってしまうこともあります。気軽に、無理をせず、ご家族と同じ気持ちのままゆったりとキャンプを楽しんでみてください。
■監修:アウトドアライター/キャンプブロガー SAM
一般社団法人日本オートキャンプ協会公認インストラクター・講師、星のソムリエ®。光学機器メーカーマーケティングディレクターとして勤務するかたわら、キャンプブロガー、アウトドアライター、CMコーディネートなどでも活躍。著書に「ベテランキャンプブロガーSAMのお気に入りキャンプ場教えます」(ベースボールマガジン社)がある。
当ページは当社の自動車保険(&e(アンディー)を除く)の概要を説明しています。
また、保険開始日によって内容が異なる場合があります。
詳細は「自動車保険のしおり・約款」「重要事項説明書」「サービスの利用規約」をご覧ください。